年間活動計画の例

①グループが何のためにあるのか、何のために活動するのかという「目的」を明確にして、しっかり共有することが大事だと思います。明確な目的が共有できていれば、活動は目的を基準にできるので、活動がしやすくなります。学校事務職員だけでなく管理職にも理解しておいてもらうことで、支援や協力が得られやすくなり、活動しやすくなります。

②目的達成のために必要な活動が「支援」で、その支援の形は様々であるということを明確にして、しっかり共有することが大事だと思います。ブロック活動は会議だけでなく、電話やメールのやりとり、個別の相談、共同作業、点検や助力、助言や支援など柔軟に何でも必要なことを必要なだけするんだということを例示しておくことで、柔軟に活動できるようにしておきます。個別の方が効率良い相談や支援については、会議とは別に行うと明示すること、事前に資料を送り合って各自で確認した上で会議に臨むこと、などを明示しているのは、活動は効率も大事にするべきだからです。定例会議は、適宜必要なことを協議するという役割があって良いと思いますが、学校運営業務の進め方・回し方について交流し、メンバーそれぞれが学校運営業務の進め方・回し方についてアップデートできる機会という役割が大事と思います。特定の業務だけではなく、学校のどの運営業務の進め方回し方についても満遍なくアップデートできるように、ルーティーンの業務については、どの時期に交流するか計画をしつつ、気になった業務については適宜案件とするようにして、学校運営業務の進め方・回し方を網羅的に適正化効率化できるようにすることが大事と思います。また、日々変わっていく学校の課題に対応する学校事務職員であり続けるために、学校の課題にどう対応しているか交流することも大事と思います。学校の課題にどう対応するかというのは、たとえばギガスクール構想に関わる業務のような新しく生まれた学校運営業務や、昔は学校事務職員の関りが少なかったが現在は参画が求められているような学校運営業務を、どう回しているか交流することで回し方のアップデートができる訳ですが、業務を回すに至っていなくても、近隣の学校事務職員がどう関わっているのか・どう関わっていこうとしているのか・何を学校の課題だと気づいているのか、などを知るところから始めれば良く、その知るきっかけを定期的に作ることは大事と思います。活動方針についても、学校事務職員だけでなく管理職にも理解しておいてもらうことで、支援や協力が得られやすくなり、活動しやすくなります。 

③定番の学校運営業務の回し方のアップデートのために、どの会議でどの業務を交流するかは、できれば業務が終わってからより前の方が良いと思う。また、学校の課題に対してどう対応しているかの交流については、気づいていなかった人・考えていなかった人・関われていなかった人が、気づき、考え、関わり、業務を上手く回せるようにすることが目的であるので、できていない人が参加しにくい交流になると本末転倒であるので、「自分がしていること」だけでなく「考えていること」「気にしていること」も交流するのだということを明示することが有用だと思う。

学校事務職員がより上手く学校運営業務を回すことで、学校は子どもたちにより充実した教育を提供することができる !

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