複合機を正常化させるために市教委に働きかける
今月は複合機の調子がとても悪い。汚れが出るなどの問題が頻発している。修理依頼の流れは簡単で、拭いたりしても改善しなければ電話等で業者に伝えて修理に来てもらう。ただし来てもらえるのは次の日だったりするし、修理中の1時間とか2時間とかは複合機が使えなくなる。それが今月は5回もあった。複合機はPCからのプリントアウトやコピー、スキャナーとしても使用している。常に複合機が使える前提で仕事をしているので、教職員にとって大きな問題だ。
複合機はリースで、契約は市教委がしている。本体の交換等の交渉権が学校にはない。教員の敵意は修理に来る業者さんと事務職員に向きがち。でも本当に動く必要があるのは市教委。なので何度も何度も市教委に状況説明の電話をしている。「中学校は、進路関係の書類を高校に送る。汚れた書類を受け取った高校が、『この中学校は書類が汚れていても気にしないんやな。書類を確認するとかプリントアウトし直すとかしないんやな。うちへの受験とか進学に対するこの中学校の気持ちはその程度なんやな。そんな中学校にはこちらも真摯に対応する必要はないな』って思われたら、生徒の進路にも関わる大問題になる。そんなこと生徒や保護者に説明できない。だから早く対応してください。今月でもう5回目の修理依頼です」教員の前で市教委に何度も電話し、管理職にも状況を説明する。しっかり市教委に動いてもらわないといけないし、事務職員の対応が甘いと思われるのも困る。修理に来ている人のストレスも心配だ。
何度も市教委に電話していると、教員の敵意は市教委に向く。しかし、本当は市教委も敵ではない。本当は市教委と学校は子どものために学校教育を良くするために働いている仲間だ。同志であり、協力者であり、伴走者である。でも市教委はどうもそれをときどき忘れるようなので、ときどきそれを思い出させてあげるようにしている。